スタッフが選ぶ!カルティエの腕時計モデル人気おすすめランキング5選!選び方も解説

カルティエは、フランス・パリで創業した世界屈指のジュエリーブランドであり、腕時計の世界においても揺るぎない地位を築いてきたメゾンです。

タンクやサントスをはじめ、コレクションごとに表情がはっきりと分かれているため、まさに「自分らしい1本」を見つけたい方にぴったりのブランドだと感じています。

この記事では、日頃からカルティエを取り扱い、実際にさまざまなモデルをお客様にご案内してきた時計専門店のスタッフが、自信を持っておすすめする人気モデルを5つ厳選しました。

また、記事の後半では「どう選べば失敗しないか」「どんなモデルが自分に合うのか」といった選び方のポイントも解説。初めての方も、2本目以降をお探しの方にも参考にしていただける内容です。

【この記事でわかること】

目次

腕時計ブランド「カルティエ」とは?

カルティエは、1847年にルイ=フランソワ・カルティエがパリで創業したフランスの高級メゾンです。19世紀後半から20世紀初頭にかけて王侯貴族からの支持を集め、英国王エドワード7世から「王の宝石商、宝石商の王」と称されたエピソードもあります。

時計の歴史で大きな転機となったのは、1904年で、ルイ・カルティエが友人のブラジル人飛行家アルベルト・サントス=デュモンの依頼で「飛行中も時刻を確認できる時計」を制作し、世界で最初期の男性向け腕時計のひとつとされる「サントス」が生まれました。

続いて1917年には、第一次大戦下の戦車にインスパイアされた「タンク」を発表。スクエアやレクタンギュラーの幾何学的フォルムは、現在に至るまでカルティエの腕時計の核となるアイデンティティです。

個人的にカルティエは、「ジュエリーブランド由来の美意識」と「腕時計文化への深い造詣」が、どのモデルにも自然に同居しているところが魅力です。

フォーマルな装いに似合う上品さと、現代のライフスタイルに寄り添う実用性が両立しているからこそ、初めての一本としても、買い増しの一本としても選びやすいブランドだと思います。

スタッフが選ぶ!カルティエの腕時計モデル人気おすすめランキング5選

ここからは、私たちスタッフが実際に取り扱い、お客様との会話の中で「これは間違いない」と感じたモデルをランキング形式でご紹介します。

モデル名サントス ドゥ カルティエタンク マスト ドゥ カルティエタンク ルイ カルティエサントス デュモンタンク フランセーズ
品番WSSA0029WSTA0136WGTA0011WSSA0032WSTA0105
ケースサイズ35.1mm × 41.9mm/厚さ8.83mm33.7mm × 25.5mm/厚さ6.6mm33.7mm × 25.5mm/厚さ6.6mm46.6mm × 33.9mm/厚さ7.5mm32mm × 27mm/厚さ7.1mm
ムーブメント自動巻き(キャリバー 1847 MC)高効率クォーツムーブメント手巻き(キャリバー 1917 MC)手巻き(キャリバー 430 MC)クォーツ
風防サファイアクリスタルサファイアクリスタルサファイアクリスタルサファイアクリスタルサファイアクリスタル
防水性能10気圧(約100m)3気圧(約30m)3気圧(約30m)3気圧(約30m)3気圧(約30m)
主な特徴「クイックスイッチ」ストラップ交換システム、「スマートリンク」ブレスレット、ローマンインデックスシルバー文字盤、ブルースティール製剣型針、レザーストラップビーズ装飾のシルバー文字盤、サファイアカボションのリューズサンレイ シルバー文字盤、ネイビーブルーアリゲーターストラップシルバー仕上げ文字盤、スティール製ブレスレット

クラシックなドレスウォッチから現代的なラグジュアリースポーツまで、カルティエの幅の広さを感じていただけるセレクションです。各モデルの特徴とともに、選んだ理由やおすすめポイントも解説していきますので、購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。

第1位.サントス ドゥ カルティエ

まずご紹介するのは、当店で圧倒的な人気を誇る現代カルティエの代表格。シルバーのオパリン文字盤に、ステンレススティールのブレスレットを組み合わせた、いわばラグジュアリースポーツの王道スタイルです。今回は、男性女性を問わず腕に乗せやすいミディアムモデル(Ref.WSSA0029)を選出しました。

スペックは以下のとおりです。

項目内容
モデル名サントス ドゥ カルティエ ミディアムモデル
品番WSSA0029
ケースサイズ35.1mm × 41.9mm/厚さ8.83mm
ムーブメント自動巻き(キャリバー 1847 MC)
風防サファイアクリスタル
防水性能10気圧(約100m)
主な特徴「クイックスイッチ」ストラップ交換システム、「スマートリンク」ブレスレット、ローマンインデックス

ベゼルに整然と並ぶビスや、7面カットされたブルースピネルカボションのリューズなど、サントスらしいディテールを保ちつつ、装着感や仕上げは現代的にアップデート。10気圧防水と工具不要のストラップ交換機構によりデイリーユースにもしっかり応えてくれる一本です。

スタッフのおすすめポイント

白文字盤×ブレスレットの定番に加えて、もう一本ぜひ手に取っていただきたいのが、ケースとダイヤルをブラックで統一したラージモデル(Ref.WSSA0039)です。漆黒のスクエアに白いローマ数字が静かに浮かび上がる文字盤は、まさに「現代カルティエ」を象徴する佇まい。針やローマンインデックスには夜光処理が施されており、暗がりに浮かぶ姿はパリの夜景を眺めるような気分にさせてくれます。

スタッフ個人としても特別な一本に育つモデルだと感じているので、ぜひ実機で雰囲気を味わっていただきたいです。

第2位.タンク マスト ドゥ カルティエ

「カルティエといえばこれ」と多くの方がイメージされるのが、タンクシリーズです。

そのなかでもスタンダードな立ち位置にあるのが、ステンレススティールのケースにグレインド カーフのレザーストラップを組み合わせた、タンク マスト ドゥ カルティエ ラージモデル(Ref.WSTA0136)です。1本目のカルティエとして選ばれる方が圧倒的に多い、エントリーラインの定番といえます。

スペックは以下のとおりです。

項目内容
モデル名タンク マスト ドゥ カルティエ ラージモデル
品番WSTA0136
ケースサイズ33.7mm × 25.5mm/厚さ6.6mm
ムーブメント高効率クォーツムーブメント
風防サファイアクリスタル
防水性能3気圧(約30m)
主な特徴シルバー文字盤、ブルースティール製剣型針、レザーストラップ

レクタンギュラーらしい縦長のシルエットを保ちながら手首にすっと収まる絶妙な寸法で、シルバー文字盤・黒のローマンインデックス・ブルースティール製剣型針というタンクの古典的な意匠もしっかり押さえられています。

スタッフのおすすめポイント

搭載ムーブメントは、カルティエが2018年に投入した新世代の「高効率クォーツムーブメント」。従来比で約2倍にあたる長寿命バッテリーを採用しているため、電池交換の手間が減るのは日常使いするうえで嬉しいポイントです。

さらに純正のレザーストラップは別売りでカラーバリエーションが豊富に揃っているので、装いや気分に合わせて気軽に表情を変えられます。「まず1本、カルティエらしさをしっかり味わいたい」という方に、迷わずおすすめできる頼れる一本です。

第3位.タンク ルイ カルティエ

タンクシリーズのなかでもクラシックで格式高い立ち位置にあるのが、タンク ルイ カルティエ ラージモデル(Ref.WGTA0011)。ピンクゴールド製のケースに、セミマットのブラウンアリゲーターストラップを組み合わせたドレスウォッチです。

モデル名の由来は、創業者の孫にあたるルイ・カルティエで、1917年に初代タンクの生みの親です。本作はそのルイ自身が愛用したフォルムを受け継ぐ、まさにカルティエの「顔」と呼ぶにふさわしい一本です。

スペックは以下のとおりです。

項目内容
モデル名タンク ルイ カルティエ ラージモデル
品番WGTA0011
ケースサイズ33.7mm × 25.5mm/厚さ6.6mm
ムーブメント手巻き(キャリバー 1917 MC)
素材18Kピンクゴールド
防水性能3気圧(約30m)
主な特徴ビーズ装飾のシルバー文字盤、サファイアカボションのリューズ

丸みを帯びたコーナーと細く伸びるブランカール(縦の枠)が、レクタンギュラーケースの優雅さを際立たせています。33.7×25.5mm・厚さ6.6mmのスリムな佇まいに、自社製手巻きキャリバー1917 MCを収めた一本です。

スタッフのおすすめポイント

私がお客様に「2本目のカルティエを選ぶなら」と問われたとき、真っ先に挙げたいのがゴールド素材のタンク ルイ カルティエです。ピンクゴールドの柔らかな艶が、シルバー文字盤に施されたビーズ装飾と響き合い、上品な奥行きを生み出します。

手巻き機械式ならではの薄型ケースは、ドレスシーンでカフスの内側にすっと収まる気持ちよさです。1本目で味わったタンクの世界観を、より格式の高いステージへ引き上げてくれる一本だと思います。

第4位.サントス デュモン

第4位は、私自身も日々愛用しているサントス デュモン コレクションから、ステンレススティールのケースにシルバー文字盤を組み合わせたエクストララージモデル(Ref.WSSA0032)です。

第1位の「サントス ドゥ カルティエ」とは雰囲気が大きく異なり、こちらはサントス本来のドレスウォッチとしての側面を磨き上げた方向性です。1904年に世界初の男性用腕時計のひとつとして誕生したサントスの空気感を、現代で静かに伝えてくれます。

スペックは以下のとおりです。

項目内容
モデル名サントス デュモン エクストララージモデル
品番WSSA0032
ケースサイズ46.6mm × 33.9mm/厚さ7.5mm
ムーブメント手巻き(キャリバー 430 MC)
風防サファイアクリスタル
防水性能3気圧(約30m)
主な特徴サンレイ シルバー文字盤、ネイビーブルーアリゲーターストラップ

ベゼルに刻まれた8本のビスや、ブルースピネルカボションのクラウンといったサントスらしい力強さを残しつつ、薄さわずか7.5mmのケースが上品さを演出。手巻きの薄型キャリバー430 MCを搭載し、薄型ドレス系の魅力をしっかり味わえる一本です。

スタッフのおすすめポイント

スタンダードのスティールモデルも端正な仕上がりで魅力的ですが、私個人としてもぜひご紹介したいのが、グレーの文字盤とイエローゴールドのベゼルを組み合わせたコンビモデル(Ref.W2SA0036)です。グレーのサンレイ文字盤に、ゴールドカラーのローマンインデックスとソード型針が映え、わずかな光の動きで表情を変えてくれます。

「クラシックなのに古びない」サントス デュモンの新しい入り口として、ぜひ実機をご覧いただきたい一本です。

第5位.タンク フランセーズ

第5位は、タンクの中でもスポーティな雰囲気を漂わせる、タンク フランセーズ ミディアムモデル(Ref.WSTA0105)です。

1996年に登場したタンク フランセーズは、ケースとブレスレットを一体的にデザインした「モノブロック」のシルエットが特徴で、タンクの中ではもっとも現代的な顔つきを持つモデルです。

スペックは以下のとおりです。

項目内容
モデル名タンク フランセーズ ミディアムモデル
品番WSTA0105
ケースサイズ32mm × 27mm/厚さ7.1mm
ムーブメントクォーツ
風防サファイアクリスタル
防水性能3気圧(約30m)
主な特徴シルバー仕上げ文字盤、スティール製ブレスレット

ステンレススティールのケースは32×27mmと扱いやすいサイズ感。シルバーのサンレイ文字盤にローマンインデックスとブルースティール針を合わせ、フェイスとブレスレットがなだらかにつながるラインが特徴です。

スタッフのおすすめポイント

カルティエ自身がタンク フランセーズを「ブレスレットウォッチ」と語る通り、本作の最大の魅力は着け心地への配慮にあります。裏蓋は手首のカーブに沿うように湾曲し、ブレスレットも幅広く設計されているので、まさにブレスレット感覚で身に着けられるのが特長です。

文字盤は立体感のある仕上がりでブルースティール針がきれいに映え、ケースとブレスレットは全体的にサテン仕上げが施されています。煌びやか過ぎず落ち着いた印象に整うため、腕元から自然体で品を漂わせたい方に自信を持っておすすめできる一本です。

スタッフが語る!カルティエの腕時計の失敗しない選び方

カルティエの時計はバリエーションが豊富で、どのモデルを選んでも品質や仕上げに信頼がおけます。それだけに「どれが自分に合っているのか分からない」と迷われる方も多くいらっしゃいます。

ここでは、初めてカルティエの腕時計をご検討される方や買い増しを考えていらっしゃる方に向けて、後悔のない一本を見つけるための基本的な選び方をご紹介します。以下のような視点から整理していただくと、ご自身にぴったりのモデルが自然と見えてくるはずです。

  • ライフスタイルや使用シーンにあわせて選ぶ
  • シリーズ・モデルで選ぶ
  • ムーブメントで選ぶ

ライフスタイルや使用シーンにあわせて選ぶ

まず考えたいのは、「どのような場面で時計を使うか」です。ビジネスシーンが中心の方には、レクタンギュラーケースのタンク ルイ カルティエやタンク マスト ドゥ カルティエがしっくり馴染みます。スーツとの相性も良く、知的で上品な印象を演出してくれます。

一方、休日のカジュアルな場面やフォーマルな出張先でも一本で済ませたい方には、10気圧防水で日常の安心感が高いサントス ドゥ カルティエが心強い選択肢のひとつです。

ブレスレット感覚で違和感なく身に着けたいなら、湾曲したケースとモノブロック構造のタンク フランセーズも候補に入ります。毎日身につけるものだからこそ、ライフスタイルに合わせて選ぶことが、長く愛用するうえでのポイントになります。

シリーズ・モデルで選ぶ

カルティエには、大きく分けて「タンク」「サントス ドゥ カルティエ」「サントス デュモン」といった主要シリーズがあり、それぞれに異なる個性と機能があります。

デザインだけでなくシリーズごとの特徴も知っておくと、より選びやすくなります。

以下のような印象で捉えていただくとよいかもしれません。

シリーズ特徴
タンク1917年誕生のレクタンギュラー。クラシック・ドレスの王道で、フォーマルから普段使いまで懐が深い。
サントス ドゥ カルティエスクエアケース×ブレスレットの現代的なラグジュアリースポーツ。普段使いの一本におすすめ。
サントス デュモン薄型のドレス寄りに磨かれたサントスの派生コレクション。手巻きと美しいフォルムを楽しめる。

見た目の好みに加え、それぞれの背景やストーリーを知ることで、より愛着を持って選べるようになります。

ムーブメントで選ぶ

最後に注目したいのが、ムーブメント(時計内部の機構)です。カルティエでは大きく分けて、機械式(自動巻き・手巻き)とクォーツ式(電池)の選択肢があります。

機械式時計に独特の所有感や手をかける楽しみを求めるなら、サントス ドゥ カルティエ(自動巻き)、サントス デュモンやタンク ルイ カルティエ(手巻き)が候補です。手巻き式は機械と向き合う楽しみがあり、時計好きの方には特に人気があります。

一方、精度の高さと日常での扱いやすさを優先するのであれば、タンク マスト ドゥ カルティエに搭載されている高効率クォーツが頼もしい味方です。バッテリー寿命が大幅に伸びていることもあり、初めての一本にも適しています。

どれが正解というものはありませんが、ご自身の使い方や性格に合ったムーブメントを選ぶことで、購入後の満足度は格段に上がるはずです。

まとめ

カルティエは、長い歴史と確かな美意識に支えられた、信頼性の高いブランドです。

コレクションごとに異なる物語を持ちながらジュエリーブランド由来の上品さと現代的な実用性が同居しているため、ビジネスにもカジュアルにも合わせやすく、初めての高級時計を検討されている方にもぴったりです。

この記事では、スタッフの視点から実際におすすめしたい5本をご紹介しました。どれも多くのお客様から支持を集めているモデルで、デザインや使い心地、所有する喜びなど、それぞれに魅力があります。

また、時計を選ぶ際に大切なポイントもあわせてお伝えしました。使用する場面や好みに合わせてモデルを選ぶことで、より納得のいく1本に出会えるはずです。

ぜひお気に入りの1本を見つけて、日々の暮らしの中で腕時計を楽しんでいただければと思います。ご不明な点があれば店頭でお気軽にご相談ください。

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プロフィール:佐々木 秀(ささき みのる) 小学生から大学生まで野球一筋。運送会社に12年間勤務。30代のころ、時計好きの友達がきっかけで時計に興味を持ち、数本のモデルを購入。そして買うだけでは満足できず、その魅力を広めたいと2023年2月に小林時計店に入社。時計業界歴4年目。愛用ブランドはカルティエ、モーリスラクロア、ロレックスなど。

この記事の監修

小林時計店のイメージ画像

小林時計店

腕時計は人が購入する物の中でも最も身近で、最も長い期間使う物の一つだと言われています。当店でお選びいただいた一本の時計との付き合いが皆様の人生の大半を占めてゆくことになります。
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